スマホのバッテリー長持ち術!今日からできる5つの工夫

毎日の使い方で差が出る!スマホバッテリー長持ち術
過充電を避けよう
スマホのバッテリーはリチウムイオン電池が使われており、フル充電のまま放置すると劣化が進みやすくなります。
たとえば、夜通し充電する習慣がある方は要注意です。80〜90%で充電を止めるようにするとバッテリー寿命が延びる傾向があります。
最近では80%で充電を止める「バッテリー保護モード」が搭載されている機種もありますので、設定を一度チェックしてみましょう。
画面の明るさを調整しよう
スマホの画面の明るさは消費電力の中でも特に大きな割合を占めています。
明るさを最大に設定したままだと、無駄にバッテリーを消費してしまいます。
自動調光機能をオンにしたり、必要なときだけ明るくする習慣をつけることで、
バッテリーの持ちを大きく改善することができます。暗めでも見える室内では控えめな明るさにしておくのがおすすめです。
使っていないアプリはこまめに終了
バックグラウンドで動いているアプリは気づかないうちにバッテリーを消費します。
特にSNSや動画系のアプリは定期的に更新を行っているため、起動していなくても電力を使っています。
アプリスイッチャーで確認し、使い終わったアプリは必ず終了させる習慣をつけましょう。
これによりスマホ全体の動作も軽くなり、一石二鳥です。
バックグラウンド更新を見直そう
一部のアプリではバックグラウンド更新という設定がオンになっており、
アプリを開いていなくても自動で情報を取得しています。
これが原因でバッテリーが減るケースは意外と多く、使っていないアプリでも電力を使い続けてしまいます。
「設定」アプリから不要なアプリのバックグラウンド更新をオフにすれば、確実に電池持ちが良くなります。
移動中の使用はバッテリーの消費が激しい?
電車やバスなど移動中にスマホを使うと、通常よりもバッテリーが早く消耗する傾向があります。これは、移動により電波状況が刻々と変化し、スマホが常に最適な電波を探し続けているためです。
特に動画視聴やオンラインゲーム、SNSなど通信量の多いアプリを利用すると、通信と画面表示の両方でバッテリーに大きな負担がかかります。
対策としては、移動中は必要な機能以外をオフにする、動画の視聴はダウンロードしたコンテンツに切り替える、低電力モードを活用するなどがあります。
スマホの設定次第でバッテリーの持ちは大きく変わりますので、日常の使い方を少し意識するだけで寿命を延ばすことが可能です。

Taku
店長・Apple認定修理技術者
初めてスマホを分解したのはiPhone 3G。そこから十数年、たくさんのスマホを直してきました。今ではApple認定の修理技術者として、日々いろんな機種と向き合っています。現在は総務省登録修理事業者「あんしんスマホ修理の会」の会長としても活動中。お客様の「困った」を「助かった!」に変えるため、わかりやすく丁寧な対応を心がけています。スマホのことなら、なんでも気軽にご相談ください!