武蔵村山市からのお客様 AQUOS Sense6s｜充電不良（コネクタ基盤交換修理）

AQUOS Sense6s 充電不良修理のご依頼【武蔵村山市】

こんにちは！
スマホ修理GENIE立川店です！

今回紹介するのは、武蔵村山市からご来店いただいたお客様のAQUOS Sense6s（アクオス センス シックスエス）の修理事例です。お客様から「充電ができなくなってしまった」というご相談をいただきました。スマートフォンにとって充電ができないのは致命的な問題です。特に最近の機種はバッテリーが切れてしまうとデータも取り出せなくなるため、非常に困りますよね。さっそく、状況を確認し、修理に取り掛かりました。

充電不良のAQUOS Sense6sをお預かり

お預かりしたAQUOS Sense6sは、充電ケーブルを挿しても全く反応しない状態でした。お客様のお話では、少し前から充電の調子が悪いと感じていたものの、ここ数日で急激に充電できることが減ってしまったとのこと。この状況から、充電口（ドックコネクタ）の物理的な損傷や接触不良の可能性が高いと推測されますが、念のためバッテリー自体の劣化や故障の可能性も視野に入れながら作業を開始しました。充電が不安定になる症状は、放置すると完全に充電不可になってしまうケースがほとんどですので、早めの修理がおすすめです。

慎重な画面の取り外し作業

AQUOSシリーズの多くは、背面側からではなく画面側（液晶面）から分解して内部へアクセスする構造になっています。この作業では、画面を破損させないように細心の注意を払う必要があります。特に液晶パネルは非常にデリケートなため、熱を加えすぎたり、無理な力を加えたりするとすぐに割れたり、表示不良になったりするリスクがあります。また、画面と本体をつなぐフレキシブルケーブルを切断しないよう、慎重にヘラを差し込み、接着を剥がしていきました。この分解作業が修理の成否を分ける重要な最初のステップとなります。

充電コネクタ基盤の取り外しとチェック

無事に画面を取り外した後、いよいよ充電コネクタ（ドックコネクタ）が搭載されている基盤部へとアクセスします。まずはこのコネクタ部の状態を詳細にチェックするため、基盤を本体から取り外す作業に移りました。コネクタ基盤は小さなネジや他のケーブルで固定されているため、他のパーツを傷つけないように注意深く作業を進めます。充電不良の原因の多くは、コネクタ内部の物理的な損傷や汚れ、そして次に紹介する「サビ（緑青）」です。

電子顕微鏡によるコネクタ詳細チェック

コネクタ基盤を取り外し、さらに詳しい原因を特定するため、コネクタ部分を電子顕微鏡で拡大して確認しました。すると、やはりコネクタの端子部分に「緑青（ろくしょう）」、つまり電気的なサビが発生していることが判明しました。緑青は、水分がコネクタ内部に入り込んだ状態で充電を行い、電気が流れることによって化学反応で発生する現象です。これが原因で端子間の接触が悪くなり、充電ができなくなっていたと推測されます。お客様も知らぬ間に、端末が濡れた状態で充電してしまったのかもしれません。コネクタにわずかな水分やホコリが残っているだけで、このような不具合を引き起こす可能性があるのです。

新しいコネクタ基盤の部品取り寄せ

原因がコネクタ基盤の緑青による接触不良と特定されましたが、あいにくこのAQUOS Sense6sのドック基盤の在庫が店頭にはございませんでした。Android端末は機種が非常に多いため、全てのパーツを在庫として持つことが難しいのが現状です。しかし、当店では店頭に在庫がない部品でも、国内または海外（中国）の倉庫から部品を取り寄せることで修理に対応しております。今回は中国倉庫からの取り寄せとなり、お客様にご説明し、修理を進めることになりました。国内倉庫在庫であれば1～2日、中国倉庫在庫でも7～10日程度でお取り寄せが可能ですので、諦めずにまずはご相談ください。

新しいコネクタ基盤の仮付けと動作チェック

部品が中国から届き次第、早速修理の続きに取り掛かりました。取り寄せた新しいコネクタ基盤を本体に仮付けし、まずは充電ができるかどうかの動作チェックを行います。新しい部品を取り付け、充電ケーブルを接続すると…無事に充電ランプが点灯し、問題なく充電が開始されました！この時点で、バッテリー自体には特に問題がなく、充電不良の原因はやはりコネクタ基盤の故障であったと最終的に判断できました。この仮付けの工程でしっかりと動作確認を行うことで、お客様に安心して端末をお返しすることができます。

画面を元に戻し修理完了！

新しいコネクタ基盤の動作に問題がないことを確認した後、丁寧に画面を元の状態に戻し、再度しっかりと圧着・固定しました。これでAQUOS Sense6sのコネクタ基盤交換修理は完了です。最終的な動作確認として、充電速度やケーブルの接続具合などを入念にチェックし、すべて問題なしと判断しました。お客様の大切なスマートフォンが無事に充電できるようになり、大変喜んでいただけました！この度は当店をご利用いただき、また部品取り寄せにお時間をいただき、誠にありがとうございました。

この度は当店ご利用いただきましてありがとうございました！

店頭に部品在庫がなくても取り寄せ修理が可能です

今回のAQUOS Sense6sのように、店頭に交換部品の在庫がない場合でも、当店では部品取り寄せによる修理対応が可能です。

Android端末の修理について

Android端末は機種が非常に多岐にわたるため、残念ながら全ての機種・パーツの在庫をご用意することが難しいのが現状です。
バッテリーに関しては極力在庫を確保するように努めておりますが、それ以外の画面やコネクタなどのパーツは、部品取寄での修理となる場合がございますので、何卒ご了承ください。まずはお気軽にご相談いただき、在庫状況をご確認ください。

取り寄せ修理の流れ

部品取り寄せが必要な場合の修理の流れは以下の通りです。
取り寄せ手数料は一切かかりませんのでご安心ください。

• 1. 受付
  店頭にて症状と機種名を確認し、修理に必要な部品が店頭に無い場合は、国内倉庫または中国倉庫からの取り寄せとなります。
• 2. 取り寄せ
  国内倉庫に在庫があれば1〜2日、中国倉庫からの取り寄せが必要な部品は7〜10日のお時間をいただいております。
• 3. お預かり or お持ち帰り
  部品が届くまでの間、端末をそのまま使用していただくためにお持ち帰りいただくことも可能です。その際は、修理の内金として5,500円をお預かりさせていただいております。画面が映らないなどで使用できない場合は、そのままお預かりも可能です（この場合、内金のお預かりはございません）。
• 4. 修理
  端末をお持ち帰りいただいたお客様は、部品が届きましたら再度ご来店をお願いいたします。修理時間は3〜5時間いただいております。お預かりの場合は部品が届き次第修理を開始し、完了後にすぐにご連絡いたします。
• 5. お渡し
  修理完了後のお渡しとなります。お預かり修理の場合は修理代金を、お持ち帰り修理の場合は修理代金から内金の5,500円を引いた金額でのお会計となります。

※恐れ入りますが、お電話での部品取り寄せは承っておりませんのでご了承ください。

※不明点等ございましたらお気軽にGENIE立川店にご相談ください！