あきる野市からのお客様|iPhone15 リアカメラ交換修理

iPhone15 リアカメラ交換修理のご依頼【あきる野市】
こんにちは!
スマホ修理GENIE立川店です!
今回ご紹介するのは、東京都あきる野市からお越しいただいたお客様のiPhone15のリアカメラ交換修理です。
「カメラを起動しても画面が真っ暗で何も写らない…」というご相談をいただきました。
本体を落としてしまったり、何らかの衝撃が加わった際にカメラの部品が故障してしまうことは少なくありません。
特にiPhone15シリーズは、内部の構造が変更され、これまでとは違うアプローチでの修理が必要になります。今回は、iPhone15の修理工程を詳しく解説していきます!
カメラが使えなくなったiPhone15
まずはこちらが修理前の状態です。お客様がiPhone15のカメラアプリを起動すると、画面が真っ暗なままで、何も撮影できない状態になっていました。日常的に写真や動画を撮る機会が多い方は、カメラが使えないと非常に不便ですよね。内側のインカメラは問題なく使用できる状態だったため、原因はリアカメラの部品にあると判断しました。
GENIE立川店では、お客様の大切な思い出を残せるよう、迅速かつ丁寧な修理を心がけています。
iPhone15は背面からの作業開始!
従来のiPhoneは画面側から開けて修理するモデルが多かったのですが、iPhone15は背面側から開けて修理を行う構造になっています。これは、Appleの修理性向上のための変更と言われています。背面ガラスは非常に薄く、少しでも力を加減を間違えると割れてしまうため、慎重に特殊な工具を使って取り外していきます。iPhone15の背面ガラス修理やリアカメラ修理は、専門的な技術が必要となるため、ご自身での分解は絶対に避け、プロの修理店にお任せいただくことをお勧めします。
壊れたリアカメラの取り外しと新しい部品への交換
背面ガラスを取り外すと、本体内部にアクセスできます。次に、故障したリアカメラの部品を丁寧に取り外します。リアカメラは精密な部品なので、他の部品に傷をつけないよう、細心の注意を払って作業を進めます。その後、新しいカメラ部品と交換します。
当店で使用するiPhoneのリアカメラは、基本的に「純正取出品」です。これは、新品や新古品の端末から取り外された正規の部品であり、品質・性能ともに安心してご利用いただけます。互換品とは異なり、純正部品ならではの画質や機能性を維持できる点が大きなメリットです。
修理アシスタントを使って部品構成!
iOS16以降のiPhoneでは、主要部品を交換した際に「修理アシスタント(Repair Assistant)」というAppleの専用システムを使って、新しい部品を端末に認識させる必要があります。これは、バッテリーやディスプレイ、カメラなどの純正部品を交換した場合に、それぞれの部品のシリアル番号を本体と紐づけるための作業です。
この作業を怠ると、せっかく純正取出品に交換しても、「不明な部品」と表示されたり、本来の性能が発揮されなかったりする場合があります。GENIE立川店では、この修理アシスタントを正しく利用して、修理後の品質を確保しています。
純正取出品の修理後の表示は「中古」
修理アシスタントを使って純正取出品のカメラを構成した場合、設定アプリの「一般」>「情報」>「履歴」の画面では、交換したカメラのステータスが「中古部品」と表示されます。
これは、新品ではない純正部品を使用していることを意味しており、全く問題のない正常な状態です。
もし、互換品(純正ではない部品)を使用したり、修理アシスタントでの構成を行わなかったりした場合は、「不明な部品」と表示されてしまいます。
お客様にとっては少し紛らわしい表示かもしれませんが、この「中古部品」表示こそが、純正の取出品で交換が完了したことを示す安心の証なのです。
リアカメラ修理完了!
すべての作業が完了し、無事にリアカメラが使えるようになりました。修理前に確認した真っ暗な画面も、しっかりと景色を映し出しています!お客様にも動作確認をしていただき、大変喜んでいただけました。
これでまた、大切な思い出を写真や動画でたくさん残していただけますね。
今回の修理のように、カメラの不具合だけでなく、画面割れやバッテリーの劣化など、iPhoneのことでお困りの際は、ぜひお気軽に当店にご相談ください!
この度は当店ご利用いただきましてありがとうございました!
- 症状iPhone15 リアカメラが使えない(カメラアプリが真っ暗)
- 対応iPhone15 リアカメラ交換修理
- 時間約30分〜
修理アシスタントとは?
修理アシスタントとは、Appleが導入した新しい修理システムです。これを使うことで、中古部品を使用した修理でも、新しい部品がAppleの純正部品として正式に認証されます(純正取出品に限る)。これにより、バッテリーの最大容量表示やTrue Tone、Face IDといった特定の機能が正しく有効化され、修理後も純正品と変わらないパフォーマンスと安心感を得られるという大きなメリットがあります。
純正取出品を使用して、修理アシスタントが使える主な修理箇所
- バッテリー
交換後のシリアル登録と、バッテリーの最大容量表示の有効化を行います。 - ディスプレイ
True Tone機能の再有効化や、画面部品の認証を行います。 - カメラ(フロント/リア)
FaceTimeカメラやリアカメラが、端末に純正部品として認識されます。 - Face ID関連(TrueDepthカメラ)
Face ID機能に必要なセンサー類の再認証を行います。 - Touch ID(機種による)
ホームボタン交換後のTouch ID登録が限定的に可能になります。

Taku
店長・Apple認定修理技術者
初めてスマホを分解したのはiPhone 3G。そこから十数年、たくさんのスマホを直してきました。今ではApple認定の修理技術者として、日々いろんな機種と向き合っています。現在は総務省登録修理事業者「あんしんスマホ修理の会」の会長としても活動中。お客様の「困った」を「助かった!」に変えるため、わかりやすく丁寧な対応を心がけています。スマホのことなら、なんでも気軽にご相談ください!